【注意】アクセサリーをつけっぱなしで本当に大丈夫?

ネックレス着用イメージ

特にネックレスによくいただくご質問に、
「こちらはつけっぱなしでも大丈夫ですか?」
というお問合せがあります。

今回は「アクセサリーのつけっぱなし」について、
Atelier Ericoなりのコメントをできればと思います。

目次

原則、アクセサリーはつけ外しをお願いします

最初からそもそもつけっぱなし自体が「NG!」という
厳しい返答になってしまってごめんなさい!

つけっぱなし派の方にとっては「えー!?ダメなの?」
「今まで大丈夫だったよ?」「付け外しするの面倒くさい…」と思われるかもしれませんが、
これらは全てアクセサリーを身に着ける方の安全のためとなっておりますので、
今一度ご確認お願いします。

●入浴時

ふとした時に自分を傷つけてしまったり、
アクセサリーをひっかけて破損する可能性があります。

また、金属やパールなど、さまざまなアクセサリー素材にとっても、
水に触れるのはあまり良いことではありません。

日々の経年変化の積み重ねにより
通常の着用に比べてチェーンが切れやすくなってしまったり、
素材本来の艶がくすんでしまうなど
修理タイミングが早くなってしまいます(>_<)

●サウナ(反対に寒い地域も)

金属は高温になります!火傷など本当に危ないです!
ドライヤーをする時なども熱くなりますので気をつけてくださいね。

実は昔…アクセサリーづくりをしていない頃に
外すことをうっかり忘れていたピアスがドライヤーでけっこう熱くなってビックリしたことがあります。

ゆっくり熱くなるのではなく、
「あれ?なんかピアス熱いかも?」って気づいた時にはみるみる更に高温になっていったので、
つけっぱなしは本当に危ないなと痛感しました^ ^;

また、私の体験した”高熱”の反対の“極寒”の場合も危険です。

凍傷の原因となる場合がありますので、
みなさん暑さ・寒さどちらにもくれぐれもご注意くださいね。

●就寝時

寝てるときって無意識なので、
例えばネックレスを引っ掛けてチェーンが切れちゃった…で済めば逆にまだよくて
怪我などが起きる可能性もあります。

脅すみたいで申し訳ないですが、
「起きたら血が出てた」なんてあったら怖いですよね(>_<)

スポーツなど体を動かしたり力仕事の時や
幼児、繊細なものに触れるとき

このあたり“その他のシーン”は
予期せぬことが起きる可能性があるから」としか言えないのですが、
「後悔後に立たず」で過去には戻れないので
心配なシーンでは外されることを強くおすすめします!

 

ということで、
アクセサリーはつけっぱなしにしない方が良くて、
こんなリスクがあるから気をつけてほしい!(>_<)というお願いのお話でした。

「サウナ」のところで書いた実体験のように、
ほんとうに「危ないな」と10年以上経った今でも覚えている記憶なので
どうか怪我など起きる前に予防としてつけ外しにご協力いただけたら嬉しいです^ ^

楽しく安全におしゃれをお楽しみいただくために、
どうぞ宜しくお願いします♪

経年変化が起こりにくい素材

本当は上の「どうぞ宜しくお願いします♪」までで終わりたかったのですが、
上記を踏まえても「自己責任でつけっぱなしにするので大丈夫です!」
「危険な時ははずします!」という
つけっぱなし勢の方からの質問をいただきましたので
お答えすると、

経年変化が起こりにくい素材を選ばれた方が
安心できる可能性が高まるかと思います。

「絶対大丈夫」とは誰にもわからないことなので
リスクが低いのはK18やプラチナかと思われる…という表現になります。

まだるっこしく感じられるかもしれませんが、
やっぱりつけっぱなしはアクセサリー作家という立場関係なしに
一人の人間として心配です。

できればシーンに合わせてつけ外しをしていただきますよう
重ねてお願い申し上げます。

この記事を書いた人

アパレルデザイナーの経験を活かし、
自分自身の名前「Erico(えりこ)」の
アクセサリーブランドをスタート。

ものづくりが好きで、アクセサリー以外にも
カーテンや買い物のエコバックなど
日常にハンドメイドがとけこんだ暮らしをしている。

「こんなのあったらいいのにな」
「ここがこうなったらいいのにな」がものづくりの原点。

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